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雑誌ぐらんざで中洲次郎さんと対談しました

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ゆとりのある大人向けなフリーペーパーとして知られる「ぐらんざ」内で、弊社のカスタマーアドバイサー・徳田朋子が対談企画に参加させていただきました。

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対談のお相手は作家、コラムニストの中洲次郎さん。「今日感テレビ」などのテレビ番組にコメンテーターとして出演される際には矢野寛治さんと呼ばれていますので、矢野さんのお名前でご存知の方も多いかもしれません。

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実際にお会いしてみると「とってもダンディなおじいちゃん(ゴメンなさい笑)」って感じで、色々なお話に引き込まれてしまいました。

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こちらが実際のぐらんざ掲載の記事なのですが、せっかくですので雑誌に載せきれなかったお話をいくつかホームページに掲載させていただきます。

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Q.中洲さんはいままでどういう家に住んでこられたんですか?

A.自分は中津の出身だったので、理想としては庭付きの広い家で住みたいと思っていました。しかし、現実的にはなかなかそうはいかないので、マンションを4回住み替えました。荒江から麦野、そして高宮へ引っ越した後、現在住んでいる百道浜に引っ越したんです。百道浜のマンションには27年前に移ったのですが、これが大変女房に褒められましてね。公団が建てたマンションだったんですが、購入希望者が集まる公開抽選会の中、40分の1の確率で当選を引き当てたんですよ。これまでの人生で一番輝いている瞬間だと言われました(笑)

私が家を買う時に常に意識したのは「貸したり、売ったりしやすい物件を買う」、「購入時よりも高く売れそうな物件を選ぶ」ということだったんですが、幸いなことにこれまでの売買では常に購入時より高い額で家を売ってきました。そのためにも、やっぱり立地が大事なんだと思っています。

Q.年齢や世代の変化に伴い、家に対して求めるものは違われますか?

A.子育て中だと、それぞれの部屋は狭くていいけど部屋数がいります。ところが、子どもは家を出て行くんですよ。そして、子ども部屋は結局物置になっていきます。私たち夫婦の場合、そうして余った部屋をそれぞれの寝室にしています。夫婦でも寝起きする時間や生活スタイルは全然違うものですからね。私はいまでも夜のお付き合いがありますが、深夜に帰った時に物音を立てないように動くのも大変なんです。

年に1回か2回帰ってくる子どもたちのために部屋をキープするよりも、夫婦が気持ちよく暮らせる家にするというエゴイズムが大事だと思うんです。そのためにも、リノベーションっていうのは有効なんじゃないかな。

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Q.中洲さんのお知り合いでリノベーションされた方はおられますか?

A.私は山登りが趣味なんですが、その友人の一人が脳溢血になって車椅子生活になったんです。そのご夫婦は立派な一戸建てに住んであったんですけど、奥さんの判断で自宅を売却され、病院近くにあるマンションを買ってバリアフリーにリノベーションされたんです。

実際のところ、誰が、いつこのようになるか分からないんですよ。ですから、ある程度の年齢になって家のリフォームをする際には、極端な話、車椅子での生活になってもいいように準備はしておいた方がいいんじゃないかな。その上で、健康なままで80歳、90歳になってお迎えが来たとしたら、それはそれで「お守り」と考えていいと思いますよ。

Q.年齢を経たからこそ感じられるマイホームの重要性はありますか?

A.やっぱり立地ですよ。以前の日本だとね、シニア層と言えばだいたい田舎の家に住んでいたでしょ。でもね、やっと日本も半世紀経って欧米に追いついたと言うんでしょうか。彼らは子育て中は郊外の戸建に住むんだけど、歳をとると利便性の良いところに住むんですよ。歳をとったからこそ夫婦でおしゃれして、映画やコンサートに行ったり、文化的な生活を楽しむんですね。

あとね、面白いのがアメリカでは両親の家に帰省した子ども夫婦は泊まったりしません。子どもたちは車で両親の家に寄って、ご飯を食べた後に帰って行くんです。日本の場合、文化が違うからそういう訳にもいかないだろうけれど、そのために1室だけ和室を残しておけばいいんじゃないかな。

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Q.最後に、中洲さんが考えられるリノベーションの可能性を教えてください

A.家もマンションも、そしてそこに住む人も老朽化するんですよ。そして、そこで老々介護になる訳です。だからこそ、これまで住んできた自宅を「老々な生活」でも満足させてくれる場にするためには、リノベーションってありなんじゃないかな。そこにバリアフリー的な発想があるのはもちろん、おしゃれにしたいって言う気持ちもあっていいと思いますよ。

もう一歩踏み込むなら、住み替えって言う選択肢があってもいいんじゃないかな。戸建からマンションとか、マンションから平屋とか。私の周りでリノベーションされた方に聞くと、予算的には800万円くらいが多いかな。1,000万円って言われるとちょっと高い気がするよね。退職金があって、これまでの蓄えがある方の場合、定年後の生活を気持ちよく、暮らしやすくするためにはそのくらいの額だと「払ってもいい」と思われるんじゃないかな。

私の知り合いがそのくらいの費用をかけてリノベーションした家を見に行くと、本当に新築みたいになってますからね。そしてね、もう一つ意外な効果があるらしいんだけど、リノベーションしてキレイな家にすると、子どもや孫たちがこれまで以上に帰省するようになるんだって。嬉しいような、大変なような…だけどね(笑)

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ぐらんざ11月号をお読みになりたい方は、こちらの「e-ぐらんざ」のページから購読申し込みも可能です。アクティブシニアの方も、もうちょっとしたらアクティブシニアになる方も楽しめる雑誌ですので、よかったら手に取って見てください。

 

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ぐらんざ世代の方を主な対象とした「リフォーム&リノベーション相談会」、「マイホーム住み替え相談会」を当社モデルルームで開催致します。ご興味のある方はハッピーリノベーション(092-980-1100)までお電話ください。

 

 

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