お電話でのお問い合わせ

tel.092-980-1100

ブログ

オトコが涙を流す時

Pocket

普段からはぴりの!では、いろいろなスタッフが分業しながら仕事を進めています。契約前からお客さまのお相手をさせて頂く営業、社内のデザインスタッフ、一つひとつの仕様を一緒に決めていくカスタマーアドバイザー、施工管理者など様々な仕事があります。

さらに実際にご契約頂き、工事がスタートした後には解体業者さんや左官屋さん、塗装屋さん、電気屋さんなどたくさんの方々と助け合いながら仕事を進めています。

そんな現場で、かなりどっぷりと仕事をしてもらうのが現場監督と大工さんです。

現場監督は工事の実務をする…こともありますが、それよりも全体のスケジュール管理やスタッフ管理、予算管理などに責任を持つ仕事です。

一方、大工さんはリノベーションでもっともウェイトの高い「木工事」を中心に、室内の造作や配置など実務面に関する責任者です。

そんな現場の「軸」である監督と大工さんですが、どんな時も「仲良く、手を取り合って仕事を進める」という訳ではありません(笑)

 

むしろ、それぞれの立場から「お客さまのために」と考えた結果、ケンカになることも往々にしてあります。

 

今回、はぴりの!がリノベーションを請負わせて頂いている中央区の現場では、実務歴が長い大工のSさん(大ベテラン)と、初めて大規模リノベーションを現場監督として担当するHくん(若手)が日々バトルを繰り返していました。

大工としての経験から「こうした方が安全で、工事も進めやすい」と指摘するSさんと、プランナーの無理な要望をどうにか実現させようとする現場監督の間では、どうしても言い争いのネタがたくさん生まれてきます。

どちらの意見も「正しい」のですが、男性が多い職場である「現場」では、結構ホンキの怒鳴り合いになることもしばしば。

でも、そんなバトルの中から結果としていいモノが生まれてくる…のも事実なんです。

 

さきほどご紹介したHくん。

今回の工事では初めてのことも多くかなりテンパっていたようで、工期を心配するSさんと大ゲンカした際に「オレの言うことが聞けないなら帰れ!」と怒鳴ってしまい、Sさんが本当に帰ってしまう…という事件がありました。

後日、Hくんから先輩のSさんに「お詫び」して仲直りしたようですが、そういうトラブルを乗り越えたからこそ、現場も「真剣勝負」の様相を呈して「納期までにお互いの仕事を完璧にこなす!」というスイッチが入ったみたいなんです。

 

そんな熱血漢のHくんが発した一言が、とても印象的でした。

 

「僕、この現場が完成したら泣くかも知れません」

 

リノベーションも家作り。

家作りにはお客さまを中心としたオモテのドラマだけでなく、ウラ方たちにもドラマがあります。

 

お客さまの将来がハッピーになるために、私たちは仕事をしています。

 

ハッピーリノベーション

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

リノベ後のお宅紹介 アクセスランキング TOP4