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「床の仕上げ方」に注目しよう♪

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現在、はぴりの!で工事をさせて頂いてるお宅の一つをご紹介します。博多区那珂にあるこちらのマンション。4人家族のM様ファミリーが購入され、現在改装中です。

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改修後のプラン掲載はまだお客さまから了解を得られていないので、とりあえず「改装前」の間取り図と・・・

シティライフ筑紫通博多

そして、こちらが改装後のリビングのイメージイラストです♪

 

シティライフ_イラスト

雰囲気作りに影響の大きいクロスと床材をじっくり選んで頂いたので、シックなオトナ好みのお宅に仕上がりそうな「予感」がしています!

 

そんな現場の写真なんですが、ちょっと「床」に注目して頂けますか?

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真ん中にあるコンクリートの部分が「躯体(下の階の天井部分)」です。マンションではこちらがもっとも低いレベルになるので、その上に「組床(根太組)」をしてフローリングを貼っていきます。

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横から見ると、こんな感じです。水廻り部分ではこの下のスペースにパイプなどを敷設しているので、築年数の古いマンションでは他のお部屋よりも「水廻りの床のレベルが高い」ことになります。

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もっとも低い躯体の部分から5センチ程度アップしていますが、ここを電気配線などが通っていることも多いので、機能的にも「必要」な仕組みなんです。

一方、これ以外の仕様として、コンクリートの「躯体」に直接フローリングやクッションフロアを貼る「直貼り」という工法があります。

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こちらのお宅は珍しく「洋室部分は直張り」で、その他の部分は「組床」という、一つのお宅内で複数の工法が混在していました。

一般的には「直張り」の方が初期施工時の費用が安く済むんですが、床下にスペースがないために直接暑さや寒さを感じてしまうのと、間取りを変化する時に配管や電気配線を移動したくても出来ない…というデメリットがあります。

もちろん、リノベーション時に既存のコンクリート床の上に「組床」をすることは可能なんですが、そうすると全体のお部屋が狭く感じる(天井高が低くなる)ことになります。

リノベーション向きのマンションを探す時には、こういう「床」についても意識しておくと「間取りの自由度が増す」ので、どうぞ参考にされて下さいね♪

 

って、そんなことよりも・・・

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なんで「部屋の真ん中にパイプがあるんだー!」と思われたあなた。私たちもとってもそう思います。。。

共用設備である排水用パイプなんですが、そもそもどうしてこんなところに設置したのか。設計者や施工会社に聞いてみたい!

M様邸の設計がとっても難しかったのは、こちらのパイプを「いかに上手に隠す(なかったことにする)のか」という隠れた課題があったからなんですが、そのこだわりはまた後日ご紹介します♪

 

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