便利な場所と言っても駅近くなのか職場近くなのか、それとも実家近くなのか…など、人それぞれの便利さがあります。はぴりの!で言う「便利な場所」とは、福岡の都心である天神もしくは博多駅までタクシーでもストレス無く行けて、さらに最寄りの電車駅から徒歩10分以内の場所。
近くにはスーパーや銀行だけでなく、学校、公園、余暇を楽しむ文化施設なども揃っているエリアのことを指しています。こういうエリアの物件であれば、将来売る時や賃貸に出す場合でも安心ですよね。
しかし、このような場所は当然土地代が高いので、2,000万円以下の新築物件などありません。中古であればないことはないのですが、築年数が浅いおしゃれな物件となると2,000万円以下で探すことはほぼ不可能です。
一方で、都心には築30年以上でも管理のしっかりしているマンションがたくさんあります。そして、これらの中には1,000万円前後で売りに出ている物件もあります。
例えば70平米の中古マンションを1,100万円で買い、平米単価12万円でフルリノベーションしたとすると、総額1,940万円。2,000万円以下で、あなた好みのおしゃれリノベーションマンションが購入できることになります。
どうしてはぴりの!は「便利な場所」にこだわるのでしょうか。将来的に人口が減少する日本では、不動産の価値は立地で決まります。仮に人口が8割になると「人気のエリア→普通のエリア」に、そして「普通のエリア→郊外」となり、「郊外→不便なエリア」へと変わります。そうなった時、不動産の価値がどうなるのか。下記の比較表を見て下さい。
物件の種類 | 購入時の費用 貸出家賃 |
30年後の 売却予想価格 |
都心の新築マンション | 4,000万円 貸出家賃 13万円 |
1,560万円 |
郊外の新築一戸建て | 2,000万円 貸出家賃 8万円 |
960万円 |
都心の中古マンショをリノベーション | 2,000万円 貸出家賃 10万円 |
1,200万円 |
昔から、不動産は「立地」と言われています。そして、その立地の価値は家賃相場から算出されます。ですから「みんなが住みたいエリア」の家賃は高くなりますし、そうでないエリアは低くなります。日本では今後、この差が広がっていくことが予想されます。
だからこそはぴりの!では、「便利な場所」にこだわってマイホームを持つことをオススメしています。そして、土地代がある程度かかる場所で予算を抑えたおしゃれな家づくりをするには、リノベーションが最適だと考えているのです。
一般的に新築の価格は「原価積み上げ方式」で決められますが、中古で売買される時には、近隣家賃相場をベースにした「収益還元法」で決められます。戸建ての場合は地価をベースにした「取引事例比較方式」で値付けされることもありますが、将来的に地価が下落すると、郊外の物件では一気に価格が下がることもありえます。