連休後半の初日、IKEA福岡新宮を駆け足で巡ってきました。いくつか写真をご紹介しながら、リノベーションのアイデアを考えてみます♪
こちらの「レールカーテン」ですが、レールの長さも何種類かあり、素材もシルバーであまり目立ちません。一方「パネル」のようなカーテンは、何種類もの素材やデザインが選べて価格も激安。お部屋の仕切りとして、いつでも圧迫感なく利用できます。
音も含めてきっちりと仕切りたい場合には不向きですが、簡易的な間仕切りや収納スペースの「隠し布」として、またキッチン収納の扉の代わりなどに使用できる素材です。
こちらの洗面台、どちらもお値段的にはお求めやすい価格です。デザイン的にも悪くないと思うのですが、水道の蛇口の形やボウルの深さなどが「ちょっと物足りない」製品です。
しかしIKEAと同価格帯の日本メーカー商品は、ちょっとプラスチックっぽさが残る「色気のない」仕上がりです。とは言え、国内メーカーは機能的に世界の最先端をいっています。水の流れ方やお掃除のしやすさなどは、国産メーカーの強みです。この両立を…と考えると、やはり前回ご紹介したサンワカンパニーとかがいいような気がします。
こちらのスチールシェルフは、巨大な「つっぱり棒」に棚を設置しているようなイメージです。玄関横の「省スペースなウォークインシューズ&物置」などに付けるといいかも知れません。または、ベッドボードとして部屋の間仕切りにすると、いろいろな小物がスッキリ置けそうですね。それらを見せたくない方は、先ほどのパネルカーテンを設置したらいいと思います。
IKEAのキッチンは「Lの字」や「コの字」などイレギュラーなデザインにおいて、大変コストパフォーマンスが優れています。国内メーカーのオーダー仕様はどうしても高価になりますが、IKEAのキッチンは基本的にはすべて「パーツの組み合わせ」ですので、どんなスタイルでも相場は一緒です。しかも、狭いゾーンでの使用が検討されているため、こういうスペースの利用アイテムも豊富です。
ただし、一番の問題は日本メーカーと比べると配管やシンクの作りが劣ることです。国内大手メーカーのシンクは、汚れのつきにくい素材や水の流れが研究されています。それに、配管にしても10年単位の使用でも劣化がしにくいような素材を使っています。
IKEAが大好きなはぴりの!スタッフですが、家具以上に長期間使用することになる住宅設備については、長期間の使用を前提として厳しく商品を見ています。「買い替えられるもの」や「季節に応じて取り替えるもの」と、「住宅設備」では基準が違うからです。
とにかく「IKEA」がおすすめ…という姿勢ではなく、きちんと選定しながらリノベーションのプランに活かしたいと思っています。