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スケルトン

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みなさんは「スケルトン」をご存知ですか?ウィキペディアにも掲載されているのですが、全長1,300〜1,500mくらいの距離を簡単な構造のソリですべるウィンタースポーツです。

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ん???

 

そういうスポーツもあったんだ(笑)

 

私たちリノベーション業界で「スケルトン」と言えば、マンションなどの専有部分内部をすべて解体して、新築時のように再構築していく工事スタイルのことを指します。

つまり・・・

写真 5

こんな感じのお部屋を・・・

写真 1-1

 

こんな風にしちゃうのが「スケルトン」です。

 

写真 3-1

 

写真 5-1

こうやって見ると、配管部分が多いキッチンや洗面スペースの床が他のお部屋より「上がっている」理由や、換気扇などの影響で天井が「低くなっている」理由もよく分かりますね。

 

写真 2-2

はぴりの!では築年数が20年を超えたものだと、最低でも水廻り部分は「スケルトン」にすることをオススメしています。さらに30年を超えたものでは、全体を「スケルトン」にしてリノベーションすることをオススメしています。

その最大の理由は配管や断熱などの老朽化した設備を一新し、さらなる30年間を気持ちよく住むための「安心」を手に入れるためです。

写真 1-2

一方、リノベーション済みで販売されている物件の中には、予算の関係で「スケルトン」にはせず、傷んだ部分だけを取り替え、床材は「上張り」だけで済ませているような物件もたくさんあります。

築年数が浅ければそれでもいいのでしょうが、使用歴が長いお部屋の場合、長い目で見た場合の資産価値維持及び向上のためには、予算が多少アップしてでも「スケルトン」にして改修された方がいいのに…と、はぴりの!では思っています。

写真 4-1

 

私たちにとっても、実は「解体してみて初めて確認出来ること」がたくさんあります。縦壁の中にある「構造壁」の仕上げの「良さ」や「悪さ」。配管の繋ぎ合わせの「仕事具合」など、図面にかいてあることの「実際の状況」は、壊してみないと分からないことがたくさんあるんです。

 

健康診断におけるレントゲンや血液検査と同じ…かも知れませんが、建物を改修する場合も「チェックしてみて(壊してみて)分かること」がたくさんあります。

それでも、健康維持のために多くの人が定期検診を受けるように、せっかくリノベーションをする際にはお部屋の中を「スケルトン」にして、不具合は一気に治療しちゃう…という方がなんとなくスッキリしませんか?

写真 4-2

今回ご紹介している写真は、現在はぴりの!がリノベーションさせて頂いているマンションの現場の様子です。今後の進捗に併せて、これからもリノベーションの技術的なポイントなどをご紹介していきますのでどうぞお楽しみに♪

 

 

 

 

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