当社ホームページに掲載している施工例の特徴は、リノベーション費用について実際にかかった金額を記載していることです。逆に、多くのリノベーション会社が「どうして費用を掲載していないのか」についても考えてみました。
一つ目の理由は、工事内容次第(構造や工事前の状況、作り込み具合など)で金額が大きく変わるからではないでしょうか。それらの技術的部分については、どうしても「オシャレな空間を見せるためのページ」では説明しにくいものです。
※ リフォーム系の会社では価格をもっとも目立つところに記載しますが、これは「製品や工事内容にほとんど差がない」ので、価格を全面に押し出すしかないためです。
もう一つの大きな理由は、工事した時期によって金額が異なるから。これは当社のページでも注意点として記載していますが、確かに3年前の施工金額で対応することは(資材や人件費の高騰を受けて)ほぼ不可能です。最後に…と言うか、最大の理由は価格を明示しないことで、お客さまからの問い合わせを増やしたいからだと思われます。
でも、本当にそうなんでしょうか?予算を気にしない方を除いて、ほとんどの場合は「高級な寿司屋のように、時価としか書いてない店には入り難い(施工金額がわからないと、問い合わせし難い)」と私たちは考えます。ぜひ、そういう視点でもリノベ会社のページを見ていただくと、各社が大切にしていることや「お客さまに対する向き合い方」が見えてくると思います。

今回追加した3つの事例の中で、一つだけ具体的にご紹介させていただきます。中央区内にある立地の良いマンションを、親族から引き継いだご夫婦が「大人暮らし」の空間へとリノベーションされました。実は郊外の戸建てだけでなく、都心のマンションでも親族からの相続が増えています。
自分自身がこれまで大切に使ってきた空間だからこそ、身近な人に引き渡したい。このような想いは譲り渡す人だけでなく、譲り受ける人にも伝わるものです。生まれ変わった空間を訪れた前オーナーの気持ちを想像すると、リノベーションが持つ「社会のストックである既存住宅を活用することの意義」を、あらためて感じられる気がします。
グラフテクトをリビングのアイコンにしつつ、すっきりとした空間を実現されています。使用する色目とデザイン性を統一していることと、見せる収納と隠す収納を上手に両立されていることが、落ち着いた大人向けの空間が実現した大きな理由です。本宅の間取りと工事金額については、施工事例のページをご覧ください。




























