Enjoy at Home vol.05
最新のIotを導入した
ボタニカルな家
2020.10.08
- photo : Norito Nagatomo
Enjoy at Home vol.05
2020.10.08
これからの暮らしの在り方を先取りした実例をご紹介する Enjoy at Home プロジェクト。今回は特別編として、はぴりのとパナソニックが「これからのいい暮らし」を一緒に考え、つくりあげた「ボタニカル&IoTの家」について、パナソニック株式会社の高鳥さんにお話を聞きました。動画も掲載していますので、ぜひご覧ください。
高鳥さん
今回、はぴりのさんとの共同プロジェクトとして、
築40年超のビンテージマンションを
一緒にリノベーションさせていただきました。
テーマは「ボタニカル&IoT」。
私たちパナソニックが得意としているIoTと、
緑いっぱいのボタニカル空間が融合した、
これからの暮らし方を先取りした
素敵なお家が完成しました。
▲2面から光が差し込む明るいリビングは、高鳥さんお気に入りの空間。ソファをどこに置くのが最も心地いいかを考えて、間取りをプランニングした。
高鳥さん
今回、コラボレーションすることになったのは、
私がはぴりのさん主催のイベントに
参加したことがきっかけでした。
パナソニックのショウルームとは別に、
リノベーションの魅力をもっと体感できる
空間をつくりたいという思いがあり、
そのことを山崎社長に相談したところ、
「ぜひ一緒にやりましょう」と言っていただいたんです。
リノベーションのプランを考える前に、
まずはユーザー像を設定しました。
30~40代の共働きのご夫婦。
8歳と5歳の2人の娘さんがいて、子育て真っ盛り。
奥様は植物が好きで、コウモリランいっぱいの家が理想。
そんなご家族にピッタリなお家として、
「ボタニカル&IoT」というコンセプトが生まれました。
忙しい日々の中、家事の負担を軽減できるよう、
最新のIoTを随所に導入しています。
▲タブレットで家中の機器をコントロール。話しかけるだけで照明やエアコンなどあらゆる機器のオンオフが可能。
▲外出先からスマホでも宅内の機器を操作可能。帰宅前にエアコンをつけたりお風呂の湯張りができる。
▲ドアホンは外出先からスマホで接続することもできるので、留守中に荷物が届いても安心。
▲外から宅内映像をスマホで見られる室内カメラ。子供の様子が見られて会話をすることも可能だ。
高鳥さん
建材や設備は、家で過ごす時間が
楽しくなるような商品を厳選しました。
自分で塗装ができるクラフトレーベルのドア、
見せる収納のオシャレなフレームシェルフ、
大人も子供も楽しめるハンモックなど、
ワクワクできる家になったと思います。
また、仕事と子育てで忙しい奥さまの
家事負担をできる限り軽減できるよう、
水周りにはお手入れが楽な素材を使用したり、
キッチンは便利な3つ横並びのIHにするなど、
生活シーンを想定しながら商品を選んでいきました。
私が個人的に気に入っているのは、
リビングとワークスペースですね。
コロナ以降在宅で仕事をすることが増えたので、
自分の家にもこんなワークスペースが欲しいです。
▲もともと収納だった部分をワークスペースに。正面の壁は便利なマグネットボード仕様になっている。
▲独特の風合いが魅力的なクラフトレーベルのドアは、自分で好みの色に塗ることも可能。
▲洗面所やキッチンには、清潔で節水にもなるタッチレス水栓を採用。
▲家族みんなが好きなモノを飾って楽しめるフレームシェルフ。
▲パナソニックは照明からはじまった会社。当然照明にもこだわった。
▲床材は深みのある穏やかな色合いのアカシアを採用した。
▲料理がはかどるL型のキッチンには、3つ横並びのIHを導入。シンクには水垢がつきにくい有機ガラス(パナソニックの特許商品)を使用している。
▲子供はもちろん、大人もうれしいハンモック。ゆらゆら揺られながら本を読んだりお昼寝したり。
高鳥さん
完成したお家をはじめて見た時は、
声が出ないぐらい感動しました。
はぴりのさんの創造力はすごい!と思いましたし、
私自身とても勉強になりました。
もともと中古リノベが好きで、
もし将来自分が家を買うなら、
新築よりも中古リノベにしようと思っていましたが、
今回さらにリノベーションのことを好きになりました。
リノベーションってやっぱり良いですね!
ぜひ、当物件に足を運んで、
リノベーションの魅力を体感してください。
そしてパナソニックのショウルームにも、
気軽にお越しいただけるとうれしいです。
はぴりのスタッフ
今回のブロジェクトはアフターコロナを見据えて、二つの目的がありました。一つは「ニューノーマルな時代の暮らしを体感できる場」とすることで、そのために「Iot × ボタニカル」な空間を目指しました。
そしてもう一つの目的が「サスティナブルな時代の協業のあり方」を模索することでした。今回のプロジェクトはパナソニックさんだけでなく、ジューテックさん、九州電力さん、佐賀銀行さんなど多数のパートナーがいて実現したものです。
SDGsな成長が目指されるこれからの社会では、個人や会社がそれぞれに得意なことに注力することで、無理のない暮らしが実現できるのではないでしょうか。