Enjoy at Home vol.06
夫婦ふたりで暮らす
遊び心のある家
2021.01.05
- photo : Norito Nagatomo
Enjoy at Home vol.06
2021.01.05
これからの暮らしの在り方を先取りした実例をご紹介する Enjoy at Home プロジェクト。今回は、自転車が趣味のご夫婦が、築45年の団地をリノベーションしたお家です。ハンモックや黒板を取り入れた、遊び心のある家づくりについてお話を聞きました。
▲明るくて広いリビング。3LDKだった間取りを、夫婦ふたりの暮らしに合う2LDK+書斎にリノベーションした。
奥さま
結婚して10年以上が経って、
これから先の二人の人生を考えると、
そろそろ自分たちのライフスタイルに合った
家が欲しいと思うようになりました。
そんな時、はぴりのさんと
この物件に出会ったんです。
ご主人
価格も手頃で広さもちょうどよく、
自転車を出し入れしやすい
1階というのも魅力的でした。
もともとすぐ近くの賃貸に住んでいて、
静かで暮らしやすい環境を気に入っていましたし、
同じ団地内ではぴりのさんが
カッコよくリノベしている実績があったのも、
この物件の決め手のひとつになりました。
▲自転車を4台収納している玄関土間。「ロードバイクをカッコよく飾れる土間は憧れでした」と奥さま。
▲ライティングにもこだわった玄関は、広くて開放的な空間になっている。
▲自転車の壁掛けラックは、工具を使いDIYで設置した。
▲休日にはよくサイクリングを楽しむお二人。「適度な運動と、カラダにいい食事を心がけています」
奥さま
リノベーションに関しては「こうしたい!」
という明確なイメージがあったので、
壁紙や素材選びなどは迷わなかったです。
ぱぱぱっと決めていきました。
ご主人
決めるのは本当に早かったよね。
一番最初に購入した備品は、
なぜかハンモック(笑)。
奥さま
新しい家にはハンモック!って決めてたんです。
ブラインド越しに夕日を浴びながら
ハンモックに揺られているとほっこりします。
友人を呼んでわいわいするのも好きなので、
キッチンはアイランド型のキッチンにしました。
リビングは広く使えるようにソファは置かず、
簡単に移動できるロッキングチェアを使っています。
チョークで描ける黒板の壁紙や、
明るい黄色の壁紙など、
毎日ハッピーな気持ちになれる
「遊び心のある家」になったと思います。
▲リビングで存在感を放つ関家具の一枚板テーブル。脚の高さを上げて使うこともできる。
▲薬院のRED GOOD SPEEDで購入したハンモックは、オーガニックコットンを使い、ひとつひとつ手作りされている逸品。
▲個性的なデザインの壁掛け時計は、修理をしながら大切に使っている。
▲白の帆布がおしゃれなNychairのロッキングチェア。コンパクトに折りたためるのでアウトドアでも活躍中。
▲チョークで描ける黒板式の壁紙。レシピを書いたり、季節のイラストを描いたりして楽しんでいる。遊びに来る友人たちにも好評だ。
▲窓からは豊かな緑が見える。「ブラインド越しに夕日が差し込んでくる時間が好きなんです」と奥さま。
▲はぴりの担当者とイメージ共有に使用したPinterest。細かな要望やイメージが手描きで添えられている。
ご主人
はぴりのさんは物件購入からリノベまで、
ワンストップでお手伝いをしてくれたので、
とても心強かったです。
特に「家を買う」という一番不安なところを、
しっかりとサポートしてくれたのは
本当に有難かったですね。
奥さま
身の丈にあった資金計画を立ててくれて、
「あ、私たちも本当にマイホームが買えるんだ」
とリアルに感じることができて、
うれしくなりました。
ご主人
デザイン面でも、他社さんは割と
テイストが偏っている印象でしたが、
はぴりのさんは柔軟な姿勢で、
私たちの希望を汲み取ったうえで
提案してくれたので良かったです。
奥さま
何かを買う時って商品も大事ですけど、
「だれから買うのか」というのも大事ですよね。
はぴりのさんだから、家という大きな買い物も、
気持ちよく買うことができたんだと思います。
▲ご主人お気に入りの書斎。好きなものに囲まれた「男の秘密基地」だ。
▲「コロナ以降、在宅ワークの機会が増えたので、書斎を作っておいて本当によかったです」とご主人。
▲お互いの存在を感じながら、それぞれが好きなことをできる空間になっている。
▲キッチンは奥さま一番のお気に入り空間。トクラスの人造大理石カウンターキッチンにはあえてコンロを設置せず、移動式のIHヒーターを使うことで広い作業スペースを確保している。
▲黄色の壁紙がキッチンを明るく演出している。
▲照明器具も各空間にあわせてセレクト。
▲キッチン同様、トイレにも黄色の壁紙を使って明るい空間に仕上げた。
▲洗面室は清潔感のある白でシンプルにまとめた。
▲遊びに来た友人家族といっしょに記念撮影。この家で暮らすようになって、人を招く機会が格段に増えたという。
ご主人
以前は頻繁に外食をしたり、
カフェに行ったりしていましたが、
この家で暮らすようになってからは
めっきり減りました。
もちろんコロナの影響もありますが、
家の居心地がいいから、
わざわざカフェへ行く必要が無いんですよね。
書斎でゆっくりと珈琲を飲みながら、
好きな漫画を読んでいるほうがいいんです。
奥さま
この家で暮らすようになってから、
友人たちを招く機会がぐっと増えました。
みんな居心地がいいと言ってくれるんです。
賃貸の時よりも毎月の支払いは安くなりましたし、
本当に買ってよかったと思います。
これからも自分たちで少しづつ手を加えたりして、
楽しみながら暮らしていきたいです。
はぴりのスタッフ
不動産売買は売物件があってこそビジネスがスタートするため、どうしても売主の方を向いた仲介会社がほとんどです。
しかし、当社は買主様の代理人として、物件の良いところだけではなく弱点も共有させて頂き、お客さまが「正しい情報に基づいて判断するためのサポーターでありたい」と考えています。
人生80年と言われる時代、ご夫婦の年齢や暮らし方に合わせて、ベストなマイホームのあり方は当然変化します。だからこそ、大切なのは家族全員が快適に暮らせる場を、資金的に無理をせず実現することではないでしょうか。