
2022.12.06 (Tue)
PROJECT DIARY Vol.10
リノベーション工事は佳境に入り、いよいよ完成の時が近づいています。完成後はしばらくモデルルームとして運用するため、室内に置く家具・インテリアの選定作業も並行して進められています。
家具によって空間の印象はガラッと変わるため、モデルルームにとってインテリアコーディネートは、非常に重要です。
今回コーディネートを担当するのは、国内外のアイテムを豊富に取り揃える家具・インテリアショップ「ホームシック博多」の店長 日高 涼さんです。
ちなみに、ホームシックの店内に並ぶ商品はすべて、日高さん(写真下)がセレクトしています。
12月6日、ホームシック博多にリノベエステイト代表の松山さんと、はぴりの代表の山崎さんが来店し、打ち合わせがおこなわれました。日高さんが作成したインテリアプランを元に、各部屋に設置する家具たちをひとつひとつ決定していきます。
「ワーケーションハウスで暮らすのは、30~40代のクリエイティブな仕事に就く男性のイメージだったので、そうした人が暮らしを楽しみながら、仕事にもしっかり取り組める家になるよう、アイテムを選定しました」(ホームシック日高さん)
全体的にシックで落ち着いたテイストで、黒のアイアンフレームを使ったアイテムが、男っぽいカッコよさを感じさせます。経年変化が楽しめる本革使用のソファ、SOHOスペースに置かれたオフィスライクなチェアなど、ワーケーションハウスの世界観に合うアイテムがセレクトされています。
「洋室の壁面にはアート作品をディスプレイする予定です。アートを取り入れることでどう空間が変わるのか、ぜひ見て欲しいですね。家具のテイストも他の部屋とは少し趣きを変えていて、部屋ごとに違った雰囲気が楽しめるようにしています」(ホームシック日高さん)
日高さんが家具を選定する基準は、ずっと長く使えるもの。
「素材と造りがしっかりしている家具は、何十年先でも使い続けることができるし、経変変化も楽しめます。そこが家具の面白さですよね。10年後、20年後に『買ってよかった』と思ってもらえる、そんな家具をご提案したいです」(ホームシック日高さん)
今回、日高さんがコーディネートした家具たちは、年内の工事が完了するタイミングで現場に搬入される予定です。どのような空間が出来上がるのか、楽しみですね。
来年の2月3日(金)~5日(日)の3日間、完成内覧会が予定されています。完成したワーケーションハウスを見てみたい方は、早めのお申し込みをお勧めします。
記事を書いている人
福岡市在住のフリーランスWEBデザイナー。
自らも築40年の中古マンションを購入してリノベーションした経験あり。