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不動産購入時に知っておきたい「PERとPBR」

株式投資などをされている方に馴染みがある言葉にPERとPBRがあります。

【PER=株価収益率】わかりやすく言うと「企業の収益力と株価を比較することによって、株価がどの程度の水準にあるかが分かる指標」で、「PERが小さい数値ほど株価が割安で、高いほど割高」と考えて投資の判断基準にするものです。

【PBR=株価純資産倍率】こちらをわかりやすく言うと「1株あたり純資産額に対する株価の倍率(状況)を測る指標」で、「企業の資産面から、企業価値に見合った株価かどうかを判断する」際に判断材料として使用します。

 

知らない方には「?」という言葉ですが、資産運用に興味がある方がよく読まれる雑誌「ダイヤモンド Zai」にわかりやすい図表が掲載されています。



【画像をクリックすると「ダイヤモンド Zai」のページにリンクします】

 

この指標を不動産(マイホーム)購入に当てはめてみると、将来の資産として「役立ちそう」か「厳しそう」かが見えてきます。

と言いながらも、実はこの考え自体ははぴりの!のオリジナルではありません。首都圏を中心に不動産情報を提供されている「東京カンテイ」さんが提起されているものです。


 

【マンションPER】現在販売されている物件価格が、その周辺で貸し出されている同タイプ物件の賃料(賃貸専用の物件ではなく、分譲賃貸と比較)の何年分に相当するかを示す指標 ▶︎ 数字が小さいほうが賃料相場と比較して安価に分譲されていることになり、賃貸に出した場合、短期間に購入資金を回収することができる物件となります。

【マンションPBR】特定の期間(例えば直近10年)に販売された新築の住宅価格が、中古市場に登場する時に当時の何倍になっているかという数値 ▶︎ マンションPBRは資産性を示す数値なので、1よりも大きいほうが「新築当時の価格が割安で、売却差益を期待できる」物件となります。

 



基本的に上記データは「マンション」をベースに考えられていることもあり、首都圏であれば具体的な数値を記載した雑誌が販売されることもあります。一方、福岡では過去データが十分でないこともあり、明確に「マンションのPERとPER」を比較することはできません。

それでも、物件購入時にこのような考え(資産性からの検証方法)を知っているだけで、「将来の生活がハッピーになる(買って失敗しない)マイホーム」を手にいれることに繋がります。

 

仮にマンションPERやPBRを比較できなくても、下記のような指標を簡単に比べてみるだけでも有益な「気付き」があるかも知れません。

▶︎新築(戸建でもマンションでも構いません)を購入した場合の総額、10年後にその物件を貸した場合に想定される賃料、25年後に売却する時の価格

▶︎築浅の中古物件を購入した場合の総額、10年後にその物件を貸した場合に想定される賃料、25年後に売却する時の価格

▶︎築25年の中古物件を購入し、リノベーションした場合の総額、10年後にその物件を貸した場合に想定される賃料、25年後に売却する時の価格

 

いまのまま少子化が進めば、景気が良くても悪くても、昭和の高度経済成長期のように不動産が「どんどん値上がりする時代」がやってくることは想像できません。

お客様それぞれの「マイホームに対する考え方」が基本にはなるものの、これからは長いスパンで「資産性」を意識したマイホーム選びが大切になってくるのではないでしょうか。

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