住宅ローンはどの金融機関で組むのが正解なのでしょうか?
田中さんは金利が安いネット銀行に惹かれているようです。
住宅ローンはいろいろと迷いましたが、
金利が安いネット銀行にしようかなと思っています。
やはり金利の安さは大事ですよね。
少し気をつけて頂きたいのは、ネット銀行の場合、
リノベーション(リフォーム)については
同じ金利で申し込めないこともあるようです。
融資可能な範囲や審査の前提が各社で異なるため、
しっかりと下調べをする必要があります。
さまざまな商品を選ぶ際と同様に、
各社の住宅ローンにもメリットとデメリットがあるので、
ご自身の状況に合った金融機関を
選ぶことが大切です。
それぞれのお客様に合った金融機関については、物件が決まった段階でしっかりご説明させて頂きます。
住宅ローンを組むと、
いろいろな税金の控除があるんですよね。
最も代表的なのは「住宅ローン控除」です。
この制度は、借入残額の1%を上限に、
借り入れされる方の所得税や住民税から
一定額を減税してくれる制度です。
その他にもリフォームローン控除や、
すまい給付金、各種補助金などがあります。
有効活用して頂けるようご案内します。
2019年7月現在、住宅ローン控除の最大額は400万円となっていますが、その適用を受けるためにはおおよそ5,000万円以上のローンを組むのと同時に、年収も1,000万円以上は必要だと考えられます。
福岡の平均的な価格帯のマイホームを取得される場合、10年間での減税額は200~300万円くらいの方が多いのではないでしょうか。
また、住宅ローン控除を受けるためには購入する物件自体にも条件がありますので、全ての方が控除を受けられるわけではありません。また多くの場合、「住宅ローン控除」が受けられる物件は売主が相応の価格設定をしており、対象外の物件はその分リーズナブルになっていることがほとんどです。
ローン控除という「おまけ」につられて、逆に過大に支出してしまうことがないよう、気をつける必要があります。
金利の安さも大切だけど、
それだけじゃない指標があると分かりました。
実際私たちにどの金融機関がおすすめなのか、
資金計画と併せてご相談させてください。
もちろんです。
お客さまにあった金融機関をご案内するだけでなく、
対象となる控除や補助金についても、
しっかりとご説明をさせて頂きます。
金利面の優遇をお望みであれば、
一度、一般の金融機関で借りた後、
ネット銀行などに借り換える方法を
検討されてもいいかもしれませんね。