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【about Renovation】フローリングの貼替え(前編)

2021年、新年に併せてスタートする新企画「about Renovation」では、リフォームやリノベーションを検討中のお客さまから頂く代表的な質問について、分かりやすく解説させて頂きます。

記念すべき第1回目のテーマは「マンションのフローリング貼替え」についてです。

お客さまから「フローリングが古いので、キレイにして欲しい」というご相談を頂いた時に、私たちが簡単に金額をお伝えできないのには訳があります。

単に「どのメーカーの床材にするか」という価格に悩んでいる訳ではなく、現場の技術的な課題をクリアしつつ、お客さまの予算に応じた最適な工法は何なのか…を悩んでいるからなんです。


まず、その前提となる「マンションの床構造」をご説明します。

そもそも、マンションの床には大きく分けて2つの工法があります。一つはコンクリートに直接フローリングを置いている「直貼り工法」。もう一つがコンクリート床とフローリングの間にスペースがある「二重床工法」です。

さらに直貼り工法には、2つのタイプがあります。

1つは硬いコンクリートの上にそのまま木質フローリングを置く方法です。転んだらとっても痛いので、通称「ガチガチ床」と呼ぶことにします。コストカットのために、フローリングではなく、フローリング調のフロアタイルやクッションフロアを貼ることもあります。

もう1つは、裏側にクッション材が付いたフローリングを、コンクリートの上に接着剤などで固定する通称「ふわふわ床」です。

いずれの方法でも、直貼りタイプでマンションを建てた売主の目的は「コストカット」なんです。


将来の設備交換などを考えると二重床の方が優れているのですが、まずは建築費を下げるため、さらには「二重床にするための必要空間をなくし、できるだけ階数を重ねることで販売戸数を多くしたい」がために、直貼り工法を選んでいる…のが、ホンネです。

そんな直貼り工法のマンションの床を貼り替える際、どうしたらいいのか。

代表的な工事方法は、次回の「about Renovation」でお伝えします。どうぞお楽しみに!

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