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【施工例追加】キッチンからはじめる、ラグジュアリーを追求した家

リノベーションは注文住宅と同じで、間取りもデザインもゼロから設計します。自由ということは、反面、「選択肢があり過ぎる」という難しさがあります。やりたいことを詰め込み過ぎると、統一感のない、なんだか落ち着かない部屋になってしまうことも。

私たちがプランニングの際に意識するのは、起点となる場所・モノを決めること。今回の事例では、最初に決めたのはキッチンでした。採用したのは、シンプルながらも高級感のあるデザインが人気のグラフテクト。このキッチンが似合う空間を目指して、理想の家づくりがスタートしました。


LDKで一番目立つキッチンを先に決めることで、部屋全体の空間づくりの方向性が定まります。キッチンの壁や床には、大判のタイルを選定。グラフテクトの色や素材感と相まって、高級感を高めてくれます。


リビングの床材は、ウォールナットの突き板フローリング。計画当初はオークを想定していたそうですが、ショールームで実際に見て、ウォールナットに変更しました。床材として人気のオークとウォールナットですが、最大の違いは色合い。オークはナチュラルなカラー、ウォールナットは黒に近い茶色をしています。ウォールナットのほうが、重厚感や高級感のある仕上がりとなります。

ダイニングテーブルも同系色を選定し、椅子やソファーなどの家具も黒で揃えることで、LDK全体に統一感が生まれました。間接照明とダウンライトがさらにムードを高め、ラグジュアリーな空間となっています。


書斎や寝室へと続く廊下は、各部屋の入口扉前にダウンライトを配置しています。わざと照度を落とした空間デザインと相まって、まるで高級ホテルのような佇まいに。

玄関や洗面、トイレにも間接照明が採用されており、空間イメージの統一が図られています。


また、WICと寝室の床はカーペットにすることで、プライベートな雰囲気を高めました。毛足の長いタイプを採用したこともあり、ラグジュアリーで落ち着いた空間に仕上がっています。


空間コンセプトを大事にしながら、間取りも大胆に変更しました。

元々は長い廊下が各部屋を続くレイアウトだったものを、玄関からLDKへ直結する間取りに。無駄なスペースを省くことで、各部屋をさらに広くすることができました。また、玄関ホールにあった天窓がリビング内の配置となったことで、空間の抜けと部屋の明るさも向上しています。


玄関から洗面、脱衣室は、リビングを経由しない回遊導線を確保。椅子も置ける広い洗面で、機能性と実用性を兼ね備えた空間になっています。

こちらも、雰囲気を演出する間接照明がステキなアクセントになっていますね。


元々100㎡を超えるゆとりあるサイズのマンションでしたが、廊下の配置などを見直したことで、より無駄のないレイアウトが完成しました。ここまでゆとりがあると、ある意味「平屋のように暮らせるマンション」と言えるかもしれません。

今回、キッチンやお風呂などの水回り設備を大きく移動していますが、これは床下が広く、排水を確保できるスペースがあったから。リノベプランの検討時には、デザイン性だけでなく実現可能性も考慮することが大事です。

※ ご興味がある方は、コチラのブログが参考になりますのでご覧ください → 【ワンストップで考える_34】間取りは「空気と水」で決まる!?


今回の事例では、プランニングの早い段階でお客さまとプランナーがコンセプトを共有できたため、全体に統一感が生まれ、クオリティの高い空間が実現しました。

リノベーションでお客さまの理想とする住まいを実現するためには、デザインはもちろん、コストを意識しながら、安心&安全にも配慮するスキルが求められます。当社のプランナーは、年間50件以上の豊富な経験をもとに、皆さんの夢を形にするための努力を続けています。

 

施工例のページには、リノベ前の図面やその他の情報も記載しています。

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