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【施工例追加】生活空間と収納空間をリバランスした家

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当社では年間50件以上のリノベーションを実施していますが、福岡市内が中心ということもあり、やはりマンションが多数を占めています。そんな中、今回ご紹介するのは珍しく築浅戸建のリノベーションです。


戸建の場合、玄関や廊下など、マンションでは改装不要なポイントが多数あります。今回のお宅は築11年と築浅だったため、屋根や外壁などの工事は実施していません。4人ファミリー向けに作られていた間取りを、2人とペットが気持ちよく暮らせる家へとリノベーションさせていただきました。

まずは1階がどのような間取りに変わったのか、ポイントを確認していきましょう。



部屋数を確保するために2室にセパレートされていたのですが、元「洋室1」側はかなり暗く、常に照明が必要な状態でした。そこで、少人数での暮らしに合わせて大きな寝室と使いやすいWICに改装。また、途中での折り返しが多かった階段も取り付け直して、直線ベースの使いやすいレイアウトに変更しています。





上記の洗面台は、階段を「コの字型」から「L型」へ変更したことによって生じた空間を有効活用し、主寝室近くに洗面スペースを新設しました。オシャレなだけでなく、実用性アップも大切なポイントです。

続いては、2階と3階(元 : 小屋裏収納)のレイアウトがどのように変化したのかも確認していきましょう。



まず大きな変更点として、3階の書斎へ常設階段を設置しました。これまでは簡易的な昇降階段で「小屋裏収納」へとつながっていたのですが、空間を立体的に見直し、低い天井高ながらもご主人が希望されていた書斎兼収納空間を実現しました。




リビング部分ではキッチンを移設し、背面に食器や家電などを入れる扉付き収納庫を新設。ペットとの共生で気になる衛生面もクリアしています。また、少しでもリビングとダイニングの一体感をアップするために、構造的に問題がなかった壁の一部を解体。ルーバーを設置して、ゆるやかな空間の区切りとしています。





戸建は、マンションと比べてどうしても工事箇所が増加してしまいます。だからこそポイントを絞って、自分たちの「実現したい課題の優先度」を考えることが大切です。耐震や断熱性能の改善か、宅内の間取りや設備の見直しか、おしゃれな空間の実現か。

私たちはこれからもお客さまの予算を意識した上で、プロとしてベストな提案を行っていきます。戸建のリノベも、ご遠慮なくご相談ください。



 

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