福岡市中央区にある人気駅から、わずか徒歩7分という好立地です。しかも、広さが89.7㎡もあるゆとりの物件でした。
新築なら間違いなく1億円を超えるようなハイスペックなマンションが、物件費+リノベ費の総計5,300万円でシンプルな美しさを持つ空間へと生まれ変わりました。
角部屋で元々の間取りも優れていたのですが、ご夫婦二人の生活には個室数が多過ぎるのが難点でした。そこで洋室数を減少し、主寝室の奥にはワークスペースを新設。さらに、実用面を考えて、家族全員の洋服が収納できるWICを洗面脱衣所の近くにレイアウトしています。
【改装前】
【改装後】
その上で、長時間過ごすリビングの快適性を高めるために、キッチンのレイアウトを変更。デザイン性の高いグラフテクトを中心に、ゆとりある生活空間を実現しました。
宅内にはいくつかのニッチスペースをレイアウトし、ご夫婦の思い出の品をディスプレイできるようにしています。既存部との取り合いが難しいリノベだからこそ…とも言えるアイデアです。
ナチュラルな色使いの中にもアクセントとなる色を配置したり、ニッチスペースを上手に活用することで、単調ではない空間が実現しています。広さがあるため、大きめの家具を配置しても全体にゆとりを感じます。
そもそも、新築では90㎡クラスの駅近物件はほとんどありません。中古物件+リノベーションだからこそ、現実的予算ながらもこだわりの空間が実現したのではないでしょうか。
築年数などの情報は、施工例のページに記載しています。本件以外も多数の事例を掲載していますので、ぜひご覧ください。