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福岡の「マイホーム平均値」を探る

フラット35などの住宅ローンを取り扱う住宅金融支援機構が、2017年度の利用者データをまとめて発表しています。とっても興味深いデータが揃っていたので、少し分析してご紹介させて頂きます。



詳細は上記リンク先から見て頂けますが、記載されている「主なポイント」は全国の指標に対する分析です。また、フラット35の特性上、築年数を経過した戸建やマンションは融資の対象外となっているため、新築および比較的築浅物件を中心とした分析データとなっています。

ホームページには都道府県別の詳細なデータも掲載されていたので、福岡の「マイホーム購入者」の平均について再集計してみました。


アンケート回答者について▶︎福岡県内で2017年度に住宅を購入した、3,104名(フラット35の利用者)。平均年齢は39.3歳、平均年収は583.7万円。


まずはどんな世代の方が「マイホーム」を購入されたかを見てみましょう。


やはり最も多いのは30代の方で、3,104名中1,528名。およそ半分を占めています。ちなみに、30代前半が793名、30代後半が735名となっています。20代後半も321名おられますので、20代の後半からマイホーム購入が本格化し、40代前半(529名)までに多くの方が購入されていることがデータから見えてきます。


続いては、どんなタイプのマイホームが選ばれたかを見てみましょう。福岡都市圏だけで見るとマンションのシェアが高いはずですが、福岡全体では戸建のシェアが高くなっています。また、上記のデータだと「中古物件」のシェアは14%しかないことになっていますが、実際にはこんなに低いことはないので、フラット35利用者が新築中心であることが分かります。


今度は購入した物件の価格を見てみましょう。もっともシェアが高いのは3,000万円から4,000万円のゾーンとなっています。タイプ別でかかった費用を比較すると、注文住宅では建築費だけで平均値が3,298万円、土地付注文住宅では土地と建物の合算で4,041万円です。一方、新築マンションでは3,408万円が平均値となっています。


続いては気になる購入者の年収です。平均は508万円となっていますが、中央値だと437万円です。一部の高所得者の方が平均を押し上げているものの、実際には400万円代の方が多いことが分かります。ちなみに、購入者の平均年齢は39.3歳ですが、中央値では37.0歳となっています。


また、興味深かったのが入居者数です。新築戸建では「子育て世代」の代表格として「4人家族」が想定されていますが、マイホーム全体の売れ行きでは3人暮らし以下の「少人数世帯」のシェアが半分を超えていることが分かります。

これまでの傾向から「中古物件」や「マンション」が今回のデータにはあまり反映されていないことも分かっていますので、実際は「上記のデータ以上にコンパクトなマイホームのシェアが高まっている」ことも特徴として見て取れます。

 



住宅金融支援機構のページには、その他にも住宅に関する興味深いデータが掲載されていました。公的な機関がこういうデータを提供してくれると、全体の市場がよく見えてきます。ご興味のある方は、上記のリンクからご覧になってみてください。

 

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