男性シングルのお客さまは、どちらかと言えば「濃い色」の床を選択される方が多いようです。
今回、施工例に追加させて頂いたお客さまのお宅も、床材はダークでカッコいいテイトスに統一されています。
今回使用した床材は天然木ツキ板(ナラ材)をベースに、木目を際立たせるエイジング加工を施した複合フローリングです。色合いはメーカー設定の中で、もっともダークな色合いを選択されました。オイル塗装のようなマットな仕上げとなっています。
しかも、床に付着するウイルス・菌・VOC(シックハウスの原因物質)・臭いの原因物質を除去する独自の複合フローリング材となっています。もしかすると、こういった「機能性」が好きなのも、男性の特徴…と言えるかもも知れませんね。
リビングの床材だけでなく、キッチンや洗面スペースも落ち着いたテイストに統一されていて、光の加減もわざと「制限」しています。そのため、さらに「オトコっぽくて、かっこいい雰囲気」になっています。
日本の新築は真っ白のクロスを貼って、さらに「シーリング(蛍光灯)」で部屋中を明るくする…のが普通ですが、海外では部分照明で陰影をつけて、心を落ち着かせる空間づくりが一般的です。
どちらにもメリットとデメリットはあるのでしょうが、素敵なホテルやレストランに行くと「光の陰影」はとっても重視されています。
今回のようにダークな床を選ばれた際は、なおさら「明るくし過ぎない」ことで、全体のテイストが統一されます。スッキリと、カッコよく。男性シングルのお客さまのこだわりが感じられる、素敵なお宅が完成しました。