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【about Renovation】追い焚きは意外と難しい!?

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子育て中のファミリー層のお客さまから「お風呂に追い焚き機能をつけたい」というご希望を受けることがあります。

戸建であればどんなお宅でも技術的に問題ないのですが、マンションでは「どうしても付けられない」場合があるんです。その理由をご説明させて頂きます。

ガス給湯器でも電気温水器でも、追い焚きをする場合には「お風呂で冷めたお湯を給湯器まで再度送る配管」が必要となります。私たちはその配管を「追い焚き管(戻し管)」と呼んでいます。

元々追い焚き配管があれば全く問題ないんですが、いままで付いていなかったお宅では、湯船の中にある冷めたお湯を給湯器まで戻す「追い焚き管」のルートがそもそもありません。


それでは、その配管を敷設すればいい…のですが、マンションの場合、駆体壁がコンクリートで作られていると、簡単に「配管が通る穴」を開けられません。

エアコン用の穴を勝手に開けてはいけないのと同じ理由です。

ですので、現地でお風呂と給湯器をチェックしただけでは、リノベーションのスタッフでも「追い焚きが可能か不可能か」を確実に判断できない場合があるんです。

特に築浅物件や、団地など壁式工法の建物では追い焚き配管の敷設が難しいことが多いので注意が必要です。


また、ユニットバスだけでなく給湯器自体も追い焚き対応タイプに変更する必要があるので、追い焚きのご希望がある場合は早めに聞かせて頂くとスムーズに調査やお見積もりが進みます。

※ 最近のお宅では、家中のお湯は「ガス給湯器」または「電気温水器」から送られています。一部には、いまでもお風呂内やキッチンに個別タイプの給湯器を付けている方もおられますが、今回はレアケースとして除外させて頂きます。

マイホーム探し中の方で「追い焚きが絶対に必要」という場合、ご要望を先に聞かせ頂ければ、現地である程度の確認はできるのでスムーズかと思います。

次回の「about Renovation」では、問い合わせが多い「キッチンやユニットバスの価格の仕組み」をご紹介予定です。どうぞお楽しみに♪

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