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【ワンストップで考える10】リノベは「誰かの作品」なのか?

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先日、当社でリノベーションをされたお客さまが「Googleの口コミ」に、下記のようなコメントを記入されていました。一部ですが、抜粋させて頂きます。

『はぴりのさんは斬新なリノベーション事例が少ない代わりに安定感があり、見学に行ったときも自社のアピールや契約を勧める時間にするのではなく、リノベーションとは何かの説明から、いい所も悪い所も知ってもらおうする姿勢でお話いただけたので、安心感があってお願いすることにしました。(以下略/全文はコチラ)』

大変ありがたいコメントで、担当したスタッフにとっても励みとなりました。頂いたコメントについて社内で感想を話し合う中で、ある若手スタッフが「これからは、斬新なリノベーションも増やしたいですね」という発言をしました。

気持ちは分かります。もちろん、斬新な事例が増えてもいいんです。

ですが、それはあくまで「お客さまが斬新な暮らしの空間を望んだ時に、叶えられる力を持っておくことが大切なんだよ」と、先輩社員は教えていました。


実際のところ、私たちはぴりの!が大切にしているのは「オシャレとコスパを両立したリノベーション」です。リノベーションのプロとして「お客さまの希望するテイストを、予算内で実現する力を身につけたい」と願っています。

どうしても、オシャレに振り切ったリノベーションは予算がアップしますし、斬新なリノベーションはいつか飽きがくるのでは…とも考えてしまいます。また、実際のところトップクリエイターが目指すような斬新なリノベーションを行うと、マンションの1室であっても3,000万円くらいの見積りとなることがあります。

私たちはぴりの!が普段から意識しているのは「ムリと無駄のないリノベーションを通じて、生活者が人生そのものを楽しめる暮らしの場を実現すること」です。カッコよく言うならば「Q.O.L.の高い家」かも知れません。


斬新なデザインや、建築系の雑誌に載るような設計や施工が「嫌い」なわけではありません。そういうトップクリエイターの存在があってこそ、わたしたちも次のステージへと進んでいけるのも事実です。

しかし、平均的な価格帯でリノベーションを行う会社の中にも、自社が施工した現場を「作品」と呼ぶ会社もあります。その点は、当社の考えとは少し異なります。

家はあくまで、お客さまが生活するための場です。しかも、予算的には「少しでも安い方がいい」のがホンネです。仮にマイホームが設計事務所やリノベ会社の「作品」だとすると、そこにはどうしても見栄やエゴが出てくるのではないでしょうか。

もちろん、生涯の間に何度も家を買い替えるようなお金持ちの方であれば、マイホームを作品にしても良いかもしれません。また、店舗であれば「作品」のような空間自体が、ビジネスにプラスの影響を生み出すこともあります。

最終的には、リノベの現場で決定権を持っているのはお客さまです。

私たちはプロとしてのプライドを持って、家族みんなが安心して暮らせるオシャレなマイホームを「お客さまの予算内」でこれからも実現していきます。

 

[Googleの会社紹介に記入いただいた口コミ]

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