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趣味を思いっきり楽しめる丘の上の家
趣味を思いっきり楽しめる丘の上の家

Enjoy at Home vol.01

趣味を思いっきり
楽しめる丘の上の家

2020.05.31

  • photo : Norito Nagatomo

Enjoy at Home

これからの暮らしの在り方を先取りした実例をご紹介する Enjoy at Home プロジェクト。今回は丘の上に建つ築35年の一戸建てをフルリノベーションして、お互いの趣味のための部屋をつくったMさんのお宅をご紹介します。

▲もともと3つの部屋があった空間を広々としたLDKにリノベーション。無垢の床と、存在感のある大きなリビングドアが調和している。

ご主人

リノベーションで実現させたかったのは広いリビングと、
お互いの趣味部屋をつくることでした。
自分は筋トレが趣味なので
トレーニング専用の部屋をつくりました。

仕事から帰ってきたらまず、
30分ほどトレーニングをするのが日課です。
わざわざジムへ行かなくても、
やりたい時にやりたいだけ、
自由にトレーニングできるのが良いですね。

▲自宅で思う存分トレーニングができる部屋をつくった。週に5日はここで汗を流している。

奥さま

私の電子ピアノ専用のお部屋もつくりました。
昔習っていたクラシックを弾いて時々楽しんでいます。
トルコ行進曲をバーッと弾いてストレス発散したり(笑)。
あまり音を気にせずにピアノが弾けるのも
戸建ての良さだと思います。

▲奥様が10年間愛用している電子ピアノ。「賃貸マンションの時はヘッドホンで演奏していましたが、今は音も出せるようになったのでうれしいです。」

ご主人

リビングでお酒を飲みながら、
映画を観たりする時間も好きですね。
休みの日は早めに夕食を済ませて、
家族でゆっくり過ごす時間を大切にしています。

奥さま

共働きなので、掃除は休日に2人でまとめてやっています。
結構広さがあるから大変だけど、
終わった時は「やったぞ!」という達成感があります。
綺麗になった家の中を眺めながら飲むお酒は格別です(笑)。

▲家の中で、家族そろってゆっくり過ごすのが至福のひと時。

▲休日の朝はカウンターで朝食を食べることも。後ろの壁はタイルが好きな奥様のこだわり。3つ並んだレトロなペンダントライトが料理をする時にしっかりと手元を照らしてくれる。

▲洗面所は爽やかで可愛らしいタイルを採用。奥様のお気に入りの空間だ。

▲二人が一目ぼれしたサンワカンパニーの無垢の床。「内装で一番最初に決めたのがこの床材です。あとはこれに合うものを選んでいきました。」

▲憧れだったパントリー。壁紙で楽しく個性的な空間に仕上がった。

▲「トイレは非日常感を感じられる特別な空間にしたかったんです。妻の反対を押し切ってちょっと奇抜な壁紙を使いました。」とご主人。

奥さま

リノベーションは楽しかったです。
最初にプランを見せてもらった時、
「こんな風にできるんだ」とすごくワクワクして、
完成までの間、ずっとそのワクワクが続いている状態でした。

ご主人

逆に大変だったのは、壁紙選び。
ショールームで見てもなかなかピンとこなくて。
同じ白でもいろんな白があるし、
壁紙選びは最後まで悩みました。

▲高台にある和風の一戸建て。購入当時は築35年だったが、建物の状態は非常に良かったという。「前の所有者さんが大切に住まわれていたのだと思います。」

ご主人

買うなら戸建てがいいと決めていました。
最初は新築の住宅展示場へも足を運んでいましたが、
いろいろと調べていくうちに「中古リノベもいいな」
と思うようになりました。新築よりも中古リノベのほうが、
自分たちの理想に近づけると思ったんです。

奥さま

物件探しの前に、リノベーションの会社探しから始めました。
お家を素敵にしてくれる会社は、
きっとホームページも素敵なはずだと思っていたので、
はぴりのさんのホームページを見つけた時、
ここが良い!って思いました。

ご主人

その後、はぴりのさんのオープンハウスに参加して、
一気に夢が膨みましたね。
スタッフさんの人柄と熱意にもやられて、
その場で即決でした。

▲家から歩いて行ける距離に、バスキアや草間弥生などのアート作品を所蔵する北九州市立美術館がある。木々に囲まれた遊歩道が気に入っていて、愛犬とよく散歩をしている。

奥さま

物件探しは某不動産ポータルサイトを使いました。
実はこの物件を見つけて、はじめて現地を見に来た時、
坂がきつくて「ここは無いね」って二人で話したんです。
でもなぜか忘れられなくて。

ご主人

和風の外観が好みで、価格も手ごろ。
建物の状態も良く、何より広さが魅力的でした。
立地さえ我慢すれば、自分たちのやりたいことが
叶えられることに気づいたんです。
実際に住んでみると坂にもすぐ慣れました。
見晴らしも良くて、ここにしてよかったです。

家を買ってからは外へ飲みに行くことも減ったし、
ジムに行かなくてもトレーニングができるので、
家で過ごす時間が増えましたね。

奥さま

今はステイホームを呼びかけられていますが、
家の中の居心地が良いから、
長い時間家にいても全く退屈しません。
私も主人も、この家が大好きなんです。

▲家を購入してから、家で過ごす時間が増えたというMさんご夫婦。

▲空き家だった隣家も購入して更地に。今は愛犬「ケルン」のためのドッグランにしている。

間取り

間取図
間取図

物件情報

所在地
北九州市八幡東区
物件価格
900万円
リノベ費用
2,000万円(隣屋解体は除く)
築年月
1983年3月
広さ
142.84㎡
間取り
5LDK+3WIC

はぴりのスタッフ

アフターコロナの時代、住宅に必要とされるものが見直されつつあります。立地や資産性という指標はこれからも重要ではあるものの、それらが家を選ぶ際の「最重要」なポイントではありません。

家はあくまで「家族の暮らしの場」です。家族全員が毎日ストレスなく暮らせる場であり、仕事で疲れた時にゆっくり休める場であり、休みの日に楽しめる場であるべきです。

そんな暮らしをすでに実現されているMさん夫婦のステキなご自宅を拝見して、これからの時代の「マイホームのあり方」を改めて考えさせられました。

テレワークも一般的となり、在宅時間がこれまで以上に大切にされる時代です。オンリーワンの自分らしい暮らしを、無理のない支払いで実現できることこそ、やっぱりリノベーションの最大の魅力ではないでしょうか。

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