

Enjoy at Home vol.20
祖父から受け継いだ
子供がのびのび過ごせる家
2026.01.13
- photo : Norito Nagatomo


Enjoy at Home vol.20
2026.01.13


これからの暮らしの在り方を先取りした実例をご紹介する Enjoy at Home プロジェクト。今回ご紹介するのは、福岡市中央区にお住まいのUさんご家族です。お祖父様から受け継いだビルの住居部分を、3人のお子さまたちがのびのび過ごせる住まいへリノベーションしました。

▲三女が生まれて5人家族となったUさん一家。「家の仕上がりは100点満点中、120点です!」と話すご主人

▲お祖父様から譲り受けた築40年のビルの3Fが、今回リノベーションしたUさんの自宅となっている。

▲1F~2Fはテナントとなっており、1FにはUさんのお母さまが営むパン屋が入っている。
──
この家をリノベーションした経緯を教えていただけますか?
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ご主人
もともとは近くの賃貸マンションに住んでいたのですが、
子供が3人生まれて手狭になってきたので
そろそろ家を持ちたいと思い、
家探しを始めました。
新築一戸建てに憧れがあったので、
いろんな工務店さんに話を聞いたり、
住宅展示場を巡ったりしたのですが、
なかなか良い土地が見つからなくて。
あったとしても郊外の不便な場所や、
狭い土地ばかりでした。
そんなときに祖父が亡くなり、
祖父が所有していたこのビルを
孫の僕が受け継ぐことになったんです。
それならリノベーションしてここで暮らそう
ということになりました。
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奥さま
新築への憧れはありましたが、
工務店さんから「6,000万円用意して」と言われ、
仮にそれだけのお金を用意したとしても、
良い土地はなさそうだなと感じました。
ここは立地も申し分ないですし、
広さも十分にあったので、
リノベーションで自分たちの
理想の家が実現できるなら、
新築にこだわる必要はないと思いました。
ただ、私も主人もリノベーションとリフォームの
違いすらよく分かっていなかったので、
とにかくネットでたくさん調べました。
いろんなリノべ会社さんのホームぺージを見て、
最終的に4社に絞った上で
はぴりのさんにお願いしました。
──
はぴりのを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
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ご主人
すごく話しやすかったんです。
僕たちのワガママも否定せずに聞いてくれて、
そのうえでプロとしてのアドバイスを
してくれたのが、はぴりのさんでした。
他の会社さんは要望を伝えるたびに
どんどん金額が上がっていくんですが、
はぴりのさんは予算を超えないよう、
上手にコストコントロールしながら
提案してくれたので、有難かったです。
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奥さま
デザインに偏りがなくて、
いろんなテイストの家を
つくっているのも好印象でした。
──
モデルルームもご覧になりましたか?
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奥さま
はい、モデルルームは2か所見学しました。
実際にリノベーションされた家を見るのは初めてで、
「えっ、めっちゃ新築やん!」と思いました(笑)
もっと中古っぽさが残るのかなと思っていたんですが、
本当に新築と同じような家ができるんだ
と分かって安心しました。


▲フロートタイプのシューズボックスを下から照らす光が印象的な玄関。日常使いのアウターやバッグをさっと取り出せる収納スペースを設けた。

▲廊下のドアにはグレージュを採用。アイボリーの壁と相まって、やさしい雰囲気を演出している。



▲家族5人でもゆとりを感じる広いリビング。「子供たちがのびのび過ごせる家にしたかったんです」とご主人。

▲キッチンはパナソニックのSクラスを採用。家電を黒でまとめ、スタイリッシュな空間に仕上げた。

▲「トリプルIHコンロが使いやすくて、料理もはかどります」と奥さま。
──
リノベーションのこだわりポイントを教えてください。
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奥さま
間取りは絶対に回遊導線にしたかったんです。
外からの菌を家に持ち込みたくないので、
帰ったらまっすぐ洗面所へ行って手洗いをして、
そこからリビングに入れる導線にしています。
あとは収納をできるだけたくさん作ってもらいました。
中でもパントリーが想像以上に良かったです。
最初は「こんなにスペースいるかな?」と思ったんですが、
実際にあるとめちゃくちゃ便利で助かっています。
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ご主人
僕の唯一の希望は書斎をつくってもらうことでした。
妻からは「いらなくない?」と言われましたが、
家族の中で男ひとりなので、
将来アウェー状態になった時に必要かなと(笑)
デザイン的なことはほぼ全て、
担当の吉川さんにお任せしました。
本当にカッコよく仕上げてくれたと思います。
リビングの壁の木製ルーバーを見た時は、
「カッコいい!」とテンションが上がりました。
──
大変だったことはありましたか?
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ご主人
大変というわけではないんですが、
解体したときに雨漏り箇所が
見つかったのは想定外でした。
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奥さま
でも、調査してくれる業者さんの手配など、
全部はぴりのさんがやってくれたので安心でした。
予定外の出費にはなりましたが、
このタイミングで補修できて良かったです。

▲奥さまがこだわったのは「回遊導線」。玄関から洗面室、そしてリビングへとスムーズに移動できる導線になっている。



▲「洗面室の木製カウンターは、乾燥機から取り出した洗濯物を置いておいたり、畳む時に使用できて便利です」(奥さま)

▲家族全員の洋服をまとめて収納できる、大容量のファミリークローゼット。

▲奥さまがこの家の中で一番気に入っているという、収納力抜群のパントリー。

▲ご主人の書斎。「基本的には家族と一緒にリビングで過ごしますが、夜の1時間だけここで作業したりしています」(ご主人)


▲ワイドなテレビカウンターと意匠性の高い木製ルーバーが、ホテルライクな雰囲気を演出している。
──
暮らしに変化はありましたか?
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ご主人
もう、すべてが変わりました!
賃貸の時は何もかもがリビング中心でしたが、
今は寝室もできて、収納も確保できました。
暮らしの質が格段に上がりました。
それに、戸建てと同じように
上下階への音を気にしなくてよくなったので、
子供たちが思う存分遊べるようになりました。
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奥さま
家が広くなったおかげで、
子供が少し散らかしても
気にならなくなりました。
走り回っても怒らなくてよくなったので、
私の気持ちにも余裕ができました。
ストレスが減って、子供たちに対して
やさしくなったと思います。
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ご主人
窓をペアガラスに交換したおかげで
断熱効果もありますし、
窓を締めると外の音がほとんど
聞こえなくてすごく静かです。
こちらの生活音が漏れないのも嬉しいですね。
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奥さま
以前は泣き声が響くのを気にして、
すぐに抱っこして泣き止ませようとしていましたが、
今は家事をしている時などは
BGMみたいに聞いています(笑)。
すると、いつの間にか自分で泣き止んでいるんですよね。
家事もずいぶんラクになりました。
乾太くんのおかげで洗濯物を干さなくてよくなったし、
食器は食洗機が洗ってくれて、
掃除はルンバがやってくれます。
そのぶん私は子供たちに
たくさん関われるようになりました。


▲奥さまの家事負担を軽減してくれる「乾太くん」と「食洗機」。

▲掃き出し窓をペアガラスに交換して、断熱性と防音性を向上させた。

▲将来、部屋を区切れるよう、壁に下地補強を施した子供部屋。滑り台は、お祖父様が買ってくれた思い出の品だ。

▲寝室は子どもたちの安全性を考え、ベッドは置かず、すのことマットレスを敷くスタイルに。


▲寝室に設置したカウンターと、リビングテーブルの下に設置した隠しコンセント。ちょっとした工夫が、生活の満足度を高めてくれる。


▲浴室には鏡や収納棚を付けず、掃除のしやすさを優先。シャンプーなどのボトルはマグネットで壁に取り付けられるようにしている。
──
では最後に、リノベーションを検討している方や、これからリノベーションをする方へのメッセージをお願いします。
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奥さま
「こうしたい」という希望を
すべて叶えてもらえたので、
不満はひとつもありません。
はぴりのさんにお願いして
本当に良かったと思っています。
あとはリノベーションって、
壁紙や床材など選択肢がとても多いので、
どれを選べばいいか迷ってしまうと思います。
私もいろいろ見過ぎて
途中からわからなくなってしまいました。
でも結局、みんなが選んでいる定番商品が、
価格と質のバランスがいいということに気付きました。
もし、迷って決められなくなった時は、
人気の定番商品から選ぶと失敗が少ないと思います。
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ご主人
自分たちが思っていた以上に、
自由な家づくりが出来ましたし、
仕上がりはもう120点満点です!
「せっかく家を買うんだったら新築が良い」
と最初は思っていましたが、
今はリノベーションという選択をして
本当に良かったと思っています。
新築を考えているけど
なかなか良い土地が見つからない方や、
価格が高いと感じている方は、
「中古+リノベーション」という手段も
ぜひ、検討してみてください。

はぴりのスタッフ
一棟ビル内、住居として使われていたワンフロアのリノベーションでしたので、マンションと戸建て双方の知識が必要でした。また、竣工図面や過去のメンテナンスに不明点があっただけでなく、都心部にあるビルだったため足場設置が難しく、さまざまな点で細心の注意が求められる現場でした。
ご存知の通り、マンションリノベであれば構造に関係する工事はありません。その逆に、自由度が高い戸建てやビルの工事では、マンション以上に知識と経験が必要となります。今回の工事でも外壁面や床、天井、窓などの改修や断熱工事を行なっただけでなく、解体後に発覚した雨漏りも補修しています。
戸建てや一棟ビルのリノベでは「構造などの見えない部分」と「サッシや玄関ドアなどの外周工事」に、どうしても費用がかかります。そのために工事金額はアップしますが、だからこそコストコントロールをしながら、当社が大切にしている「安心&安全」と「ワクワクするデザイン」の両立を目指したいと考えています。
すでに他界されたおじいさまも、孫世代の新居となった空間を喜んでくれているのではないでしょうか。この家で育つ子どもたちが、家族の愛をたくさん感じられるマイホームが完成しました。