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共働きの夫婦が仕事と家庭を両立できる家
共働きの夫婦が仕事と家庭を両立できる家

Enjoy at Home vol.11

共働きの夫婦が
仕事と家庭を両立できる家

2022.04.28

  • photo : Norito Nagatomo

Enjoy at Home

これからの暮らしの在り方を先取りした実例をご紹介する Enjoy at Home プロジェクト。今回は共働きのご夫婦が「仕事と家庭を両立するための工夫」と「家族が笑顔になれる遊び心」を実現したお家です。フルリノベーションの魅力をたっぷりとご紹介します。

▲家族でゆっくりと寛げる29帖のリビング。断熱・遮音性のために、窓はすべて二重窓に変更した。

▲スタディスペースと愛犬のためのスペース。壁はマグネット式でディスプレイが楽しめる仕様に。

▲フルリモートで仕事をしているご主人のワークスペース。Zoom会議で活躍するホワイトボードも設置した。

▲ワークスペースには、趣味のDJが楽しめるブースも併設。室内窓を開け、リビングに向けてプレイすることも可能だ。

▲奥さま専用のスペース。「念願のひとり部屋なのでとてもうれしいです。ピンクの壁紙が気に入っています」

▲玄関には、帰宅後すぐに手洗いができるよう洗面台を設置した。

ご主人

リノベーションで意識したのは、
「カッコ良さ」よりも「暮らしやすさ」です。
家族みんなが快適に過ごせる家を目指しました。

こだわりは数えきれないほどありますが、
住んでみて一番やって良かったと思うのは「二重窓」ですね。
断熱効果が高くてとても暖かいんです。

リノベーションは派手な部分に目が行きがちですが、
ぼくは事前にリノベ本を読みこんで
二重窓の良さを知っていたので、
絶対にやろうと決めていました。

奥さま

以前の賃貸マンションがすごく寒かったから、
二重窓にするとこんなに違うんだなって驚いています。
それにとても静かで、ここは大通り沿いなのに
音は全く気になりません。

ご主人

暮らしやすさの中に「遊び心」も随所に入れました。
個人的に一番気に入っているのは、
ロフトへとつながる螺旋階段ですね。
はぴりのさんが探してくれてイタリアから取り寄せました。

奥さま

ロフト入口の「どこでもドア」は
私の思いつきだったんですけど、
はぴりのさんが見事にカタチにしてくれて、
子供も私も大喜びでした。

▲右端に見えるのがロフトへとつながる螺旋階段。この家のシンボルだ。

▲階段を登ると空の壁紙がお出迎え。

▲ロフト入口は「どこでもドア」仕様に造作。

▲かなりの広さがあるロフトスペースの床は草原をイメージした。ゆくゆくは本棚を置いてご主人の蔵書を並べる予定だという。「子供にとっては最高の秘密基地ですよね」とご主人。

▲子供部屋にはブランコを設置。ハンモックを取り付けることも可能。

▲リビングの床は、犬の足腰に負担のかかりにくいアサヒウッドテックの「Live Natural for Dog」を採用した。

ご主人

うちは夫婦共働きなので「家事の時短」
ができる家づくりもおこなっています。

キッチンには海外製の大型食洗機を入れて、
洗濯機はもちろんドラム式。
お掃除ロボットのルンバとブラーバの
収納場所もつくって、床はオールフラットに。
調理家電も積極的に導入しています。

もっと細かく言うと、コンロに火を付けたら
レンジフードが自動で作動するようにしていて、
そこまでやるか?というぐらい徹底しています。

理由は、家族との時間を大切にしたいから。
10分でも15分でも家事を時短して、
そのぶん子供と遊んだり、
みんなで過ごす時間に充てたいんです。

奥さま

主人も私もフルタイムで働いているので、
以前は家事と育児に追われていました。

いまは家事の時間を短縮できるようになって、
子供と過ごせる時間も増えましたし、
心にゆとりができました。

ご主人

心のゆとりはプライスレスですよね。
そもそもなぜ中古リノベにしたかというと、
新築マンションでは理想の家が実現できないからです。

例えばキッチン周りに調理家電を置くためのスペースも、
コンセントの数も、新築だと足りません。

今はITも家電も時代に合わせてどんどん進化して、
共働き夫婦の生活スタイルは大きく変わっているのに、
新築の家はいつまでたってもそれに追いついていない。

自由度の高い中古リノベだからこそ、
自分たちが思い描いていた家が実現できたんです。

▲キッチンは、海外製の大型食洗機にも対応したメーカーの製品を選定。冷蔵庫は家族全員が使いやすいよう、手前に配置している。

▲調理家電を並べたカップボード。コンセントの数もしっかりと確保した。

▲各家電は音声で操作ができるよう、アレクサと連携させている。

▲数千冊はあるというご主人の蔵書の一部を陳列した本棚。足元にはお掃除ロボットの収納スペースを確保。

▲ワインセラーやウォーターサーバーのサイズに合わせた設計。

▲磁力で浮いている球体が「分針」にも「秒針」にも変わるユニークな掛時計。アプリによる操作が可能だ。

▲スタイリッシュな洗面台と鏡。洗濯機はドラム式を使用。家事の時短ができる家電を積極的に活用している。

▲廊下にもミニマルな洗面台を設置。

▲トイレは天井をゴールドに、床をヘリンボーンにして高級感のある空間に。

奥さま

リノベーションはとても楽しかったです。
はぴりのさんは施工数が多く経験値が高いので、
安心してお任せできました。

細かな要望にも柔軟に対応してくれましたし、
私たちが何かに迷った時はいつも
プロならではのアドバイスをしてくれました。
おかげで主人も私も大満足の家ができました。

ずっと「人をたくさん呼べる家」に憧れていたんです。
これからはホームパーティをたくさんしたいですね。

ご主人

はぴりのさんと”一緒に”家づくりをしている
手応えがあって、ぼくも楽しかったです。

リノベーションってモノを買うわけではなく、
共同でプロジェクトを進めていくものですよね。
例えるなら「ライザップ」と一緒だと思うんです。
カラダを鍛えるためには自分自身も努力して、
トレーナーと二人三脚で取り組まないといけない。

今回はぴりのさんが頼れるパートナーとして、
ぼくたちの理想の家を一緒に作り上げてくれました。
「チームはぴりの」には感謝しかありません。

もう環境を言い訳にはできませんから、
あとはバリバリ働いて、
黙ってローンを返すだけですね(笑)

間取り

Before

リノベーション前の間取図

After

リノベーション後の間取図

物件情報

所在地
福岡市城南区
物件価格
非公開
リノベ費用
非公開(およそ2,000万円)
築年月
1986年3月
広さ
115.92㎡(ロフト倉庫部分除く)
間取り
2LDK+2S+ロフト

はぴりのスタッフ

お客さまに「リノベーションは共同作業」と言って頂いたことが、本当に嬉しかったのと同時に、今後、ますます頑張っていかなければならない…と決意を新たにしました。

私たちは車や家電品のように、出来上がった製品を販売しているのではありません。これからの暮らしのイメージをお聞きし、それを現場と予算に即しながら実現するためには、どうしてもお客さまと私たちの「信頼関係」を欠かすことはできません。

お客さまの要望をしっかりお聞きした上で、それをそのまま実現していくのではなく、プロとしてより良い提案に変えていく。これからも、お客さまの期待を上回れるような提案力と技術力を目指していきます。

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