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家族がいつも一緒にいられるワンフロアの家
家族がいつも一緒にいられるワンフロアの家

Enjoy at Home vol.03

家族がいつも一緒に
いられるワンフロアの家

2020.08.01

  • photo : Norito Nagatomo

Enjoy at Home

これからの暮らしの在り方を先取りした実例をご紹介する Enjoy at Home プロジェクト。今回は、5LDKの家を広大なワンルームにリノベーションした、5人家族のお家です。中古リノベは2回目というご主人と奥さまに、ワンルーム化の理由と暮らし方についてお聞きしました。

▲39帖の大空間。家にいる時は、家族みんなここで一緒に過ごす。

ご主人

築40年の中古マンションを購入してリノベーションしました。
5LDKだった間取りを、思い切ってワンフロアにしています。
リビングだけで39帖あるから、かなり広くて快適です。

うちは子供が3人いるので、子供部屋も寝室も
作らなかったことに驚かれるかもしれませんが、
今までいくつかの家を住み替えてきて、
辿り着いた答えがワンフロアの間取りなんです。

奥さま

実は中古マンションをリノベーションするのは、
今回で2回目なんです。
最初にリノベーションした家は売却して、
次に賃貸の戸建にすこし住んだあと、
この家を購入してまたリノベーションしました。

戸建の時は部屋がたくさんあって、
家事や掃除が大変だったし、
子供たちは遊びも勉強もリビングでするから、
子供部屋も全然使っていませんでした。
家族みんな、いつもリビングにいたんですよね。

ご主人

だったらもうワンフロアでいいんじゃない?
という話になったんです。

部屋は無くして、みんなで過ごすリビングを
思いっきり広くして、開放的なワンフロアにする。
それが今の自分たちの暮らしに合った
間取りだと思いました。

▲ベッドもリビングに設置。「もともと夜は照明を暗くして過ごしますし、子供たちも問題なく眠れています」

▲お子さんも、みんなで一緒に過ごせる大空間リビングがお気に入りだ。

奥さま

ワンフロアの間取りにして、
すごく生活しやすくなりました。
何より子育てがしやすいです。

ご主人

今はまだ子供たちは小学生ですが、
中学生や高校生になったら、
きっと自分の部屋が欲しくなりますよね。
その時はまたこの家を売って、
新しい家に住み替えるつもりです。

なので、あらかじめ売る時のことを想定して、
シンプルにリノベーションしました。

奥さま

たとえ売らなかったとしても、
空間を区切る方法はいろいろあるし、
家族の成長にあわせて、自分たちで
考えながら工夫していくのも、
きっと楽しいですよね。

▲両親から受け継いで大切に使っている家具たち。「木でつくられた温かみのある家具が好き」とご主人。

▲ダイニングテーブルの吊り下げランプは、アアルトのゴールデンベル。真鍮製で使い込むほどに味が出てくる逸品。

▲ソファは単体でも組み合わせでも使える優れもの。家族5人でゆったり座れるサイズ感も魅力だ。床は素材感を感じられる無垢の床を採用した。

▲玄関から入ってすぐの場所につくったご主人の書斎。緊急事態宣言発令中は、ここでリモートワークをおこなった。

▲カラフルなラグや観葉植物がシンプルな空間を彩る。WITHコロナ時代のスタンダードになりそうな、玄関横の手洗いスペース。

奥さま

今回のリノベーションでこだわったのは、
子育てがしやすいワンフロアにすること。
そして「家事がしやすい家」にすることです。

毎日の洗濯を効率よくこなせるように、
ランドリールームをつくりました。
洗って干して畳んで収納まで、
ひとつの空間で完結するからとっても便利です。

キッチンには海外製の食洗機を入れました。
日本製のものより容量が大きく、
一度にたくさん洗えて、
来客時などはすごく助かります。

▲洗濯から収納までこの空間だけで完結する、奥さまこだわりのランドリールーム。室内干しができるポールを設置。

▲洗濯物を畳んだり、アイロンがけに使えるカウンターは、収納家具がピッタリ収まる高さで造作した。

▲スタイリッシュなサンワカンパニーのオールステンレス製キッチン。海外の食洗機にも対応したモデルを採用。

▲キッチン奥の可動棚はご主人がDIYで造作した。

ご主人

ここに決めた理由は、場所と広さと価格、
あとは躯体的に壊せる部分が多く、
ワンフロアにするにはうってつけだったんです。

奥さま

賃貸の戸建に住んでいた時よりも、
月々の支払いはぐっと安くなりました。
それで自分たちの好きな空間が
実現できるんですから、やっぱり
中古リノベーションは良いですよね。

▲ご主人「ここから見える景色も、この物件に決めた理由のひとつです」

▲サーフィンが趣味のご主人。玄関土間のスペースには、サーフボードやウェットスーツが並ぶ。インダストリアルなペンダントライトと、黒のボックス群が目を引く、まさに男の空間だ。

ご主人

いつかバルコニーに木を置いて、
ウッドデッキにしたいと思っています。
リビングと繋げて裸足で行き来できたら、
さらに広い空間になるし、気持ちがいいはず。

ワンフロアだといろんなことができるから、
今後も楽しみながら、ちょこちょこと
バージョンアップさせていくつもりです。

間取り

間取図

物件情報

所在地
福岡市早良区
物件価格
非公開
リノベ費用
900万円
築年月
1980年12月
広さ
99.84㎡
間取り
ワンルーム+S

はぴりのスタッフ

家具のない状態を施工実績のページに掲載していますので、ぜひ比較して頂きたいのですが、本当にセンスの良い暮らし方をされています。

誤解を恐れずに言うと、リノベーションが完成したばかりのお宅は「未完成」です。好きな家具を置き、家族との時間を過ごしていく中で、少しずつ完成形へと近づいていきます。

昔から「家は3回建てないと理想の家にならない」と言われますが、家族の成長とライフスタイルの変化を考えると当然かもしれません。先人の知恵とご自身の経験に基づいた素敵なお家が完成しました。

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