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令和4年度の地価「福岡市は10年連続」で上昇!

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3月23日、国土交通省から令和4年度の地価が公表されました。福岡県の地価は、なんと8年連続で上昇しています。特に商業地の地価上昇率は4.1%で、2年連続で日本一となりました。

同時に、住宅地の上昇率は3.2%となっていますが、福岡市を中心に、近隣の新宮、春日、大野城、筑紫野などの地価上昇も目立っています。なんと、福岡市自体は10年連続の上昇となりました。


特に福岡都市圏の住宅地と商業地の上昇は著しく、知り合いの土地仕入れ担当者も「ビックリするくらい高い!」と言っていました。ウッドショックや半導体不足、また人件費や運送費アップに伴う今後の諸経費高騰も考えると、残念ながら「不動産価格は下がる気配がない」と感じられます。

実際に、最近の新築マンション価格表を見ると、ビックリするくらい高くなっています。また、戸建でも30坪程度の「極小建売住宅」や「ペンシルハウス」であっても、福岡都市圏(将来の資産価値が維持できそうな箇所)の物件は著しく上昇しています。

現実的には、一般的な所得のご家族が新築戸建を購入する場合、敷地面積や隣接した住戸との距離などは「気にしない」という方でないと、難しいかもしれません。


当社の肌感覚でも、5年前と比べて中古物件全体で15%〜20%程度は価格が上昇している気がします。立地がいい物件については特に顕著で、福岡市中央区や空港線沿いのマンションはほとんどが2割以上アップしているのではないでしょうか。

さらに、戸建はもっとアップしているように感じられるので、福岡市内の好立地であれば20%以上上昇していても不思議ではありません。

福岡県の平均年収は(厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると)434万円です。年収の6倍を意識すると、上限額は2,600万円。8倍でも3,470万円ですので、正直なところ「平均的な所得の人にとって、新築は高嶺の花」ということが現実なのかもしれません。

同時に、新築は「価格がアップしているにも関わらず、専有面積や設備の仕様はダウンしている」物件が多いので、コスパを意識される方にとっては「マイホームの購入」自体が厳しい時代となっています。



だからこそ、これからの時代は「新築か中古か」という2択ではなく、リノベーションという第三の選択肢も含めた検討こそが、現実的なプロセスとなってくるはず。

私たちは「家を買わなくてもよい」と考えていますが、同時に「すべての可能性をフラットに並べた上で、無理のない予算に基づいたマイホーム選び」が大切だとも思っています。

マイホーム選びにお悩みの方は、ぜひ一度当社の「初めてのマイホーム選び&リノベーション相談会」にご参加ください。フラットな立場で、皆さまにとって「ベターな選択肢」を一緒に検討させていただきます。

 

 

 

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