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【ワンストップで考える11】ペット飼育OKや小学校区限定の家探し

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最近の新築マンションでは、販売時点で半数程度が「ペット飼育OK」となっているようですが、築年数を経た物件だと「ペット飼育NG」の方が多数を占めています。特に築30年以上の物件では、感覚的には8割近くのマンションがNG物件のように感じられます。

具体的に「ふれんず」や「アットホーム」などのポータルサイトで「ペットが飼える物件」に絞り込むと、全体の7分の1程度に減るようです。つまり、100件の中でペット飼育が可能なお宅はわずか14件ということになります。

正しい数値を元にしたデータでなくて恐縮ですが、私たちの感覚としては、築浅つまり「高価格帯の物件」だとペット飼育可能なお宅が多い一方、築古で「価格が手頃」なペットOK物件が一番探しにくいと感じています。


リノベ向きの未改装物件自体が市場に少ない中で、ペット飼育OKのリノベ向け物件は「かなりレア」ということになります。だからこそ、ペットを飼われている方のお家探しでは「スピード感」と「どこを妥協するかの見極め」が重要です。

また、ペットとの共生で悩まれている方と同様に、マイホーム選びで長期化しがちなのが「小学校区限定」でマイホームを探されている場合です。

確かに、小学校に通っている子どもに「転校するよ」と言おうものなら、ほとんどの子は泣いて嫌がるのではないでしょうか。そんな子ども心を考えると、小学校区は変更したくない…と親なら誰でも思いますよね。

ところが、その結果が「家探しの長期化」だけでなく、「予算アップ」へとつながる訳です。好立地のエリアだけでなく、郊外であっても「条件」を厳しくするということは「予算アップ」に直結します。

子どもの気持ちや将来はもちろん大切に考えるべきですが、住宅ローンを支払う35年という期間内で、子どもが小学校に通うのはわずか6年であることも事実です。その期間のために数百万円単位で予算オーバーとなってしまうことを、一度考えてみてはどうでしょう。


「失敗しないマイホーム探し」のポイントは「立地と管理」ですが、さらに言うと「無理のない予算」で家を探すことも同じくらい大切なはず。

ペット飼育や小学校区、またバイク置き場など難易度の高い条件で物件探しをされている方にとっては「厳しい現実」かもしれませんが、不動産はすべて「相場」で価格が決まるものであり、掘り出し物はありません。

つまり、物件探しの時間を長くかけても、相場と比べて著しくお得な物件が出てくることはない訳です。条件を厳しくするということは、結果的には「予算を上げる」以外に解決方法はありません。

小学校区限定で、比較的コストを抑えつつ、ペットも飼育できる家を探して欲しい。こういう依頼があった場合、私たちは上記のように正しい情報をお伝えしていますが、多くの業者さんは「探しておきますね」と言いつつ、実際は(予算に合わないから)放置することがほとんどでしょう。

結論としては、不動産選びは正しい知識を身につけた上で「予算内で、自分が定めた合格点を超える物件を探すしかない」ということです。

具体的な解決策は「マイホーム探し&リノベーション相談会」でご説明させていただきますので、お気軽にご参加ください。

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