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【ワンストップで考える02】不動産会社とリフォーム会社の関係

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最近の不動産市場では、新築よりも中古物件の方が「多数」となったこともあり、中古物件購入とリフォームやリノベーションは、お客さまの中ではセットになっている感があります。

ただし、そもそも不動産会社は「土地や建物の取引(売買)を安全に行うプロ」であり、リノベーション会社は「既存建物の安全性を高め、快適に暮らせるように改修するプロ」です。

その専門性の違うプロが、一組のお客さまに「家探しから、リノベーションまで」をご提供するのが、いわゆるワンストップサービスです。

もちろん、当社のように「一つの社内」でワンストップサービスを提供できる会社も増えてはいますが、まだまだ一般的ではありません。また、お客さまに対しては「ワンストップ可能」と言いながらも、実際は「擬似的なワンストップ(別々の会社)」と言う場合もあります。


そもそも、不動産業界と建設業界のパワーバランスは、歴史的に「不動産が上、建設が下」であったことは事実です。その理由は不動産会社の方がお客さんに近く、全体予算を把握していることもあり、工務店やリフォーム会社を「選ぶ」立場にあったためです。

また、工務店やリフォーム会社は「賃貸物件の原状回復工事」や「買取再販の下請先」として不動産会社から発注を受けていることも多いので、立場的にどうしても不動産会社の方が強くなりがち…という分析も成り立ちます。

ですので、不動産会社とリノベーション会社が「対等な立場」で、それぞれの見地から「ホンネを言えるか」と問われれば、業界全体では「不動産会社に遠慮している建設業者が多い」のが実情です。

このような経緯があるからこそ、ワンストップサービスが単に耳あたりの良い言葉として広まるのではなく、それぞれ専門性が違う不動産とリノベのプロが「メリットとデメリット」をお客さまにしっかり伝えられるか…という点が一番大切だと考えています。


もちろん、お互いがプロとして付き合っている不動産会社とリフォーム(リノベーション)会社もあるとは思いますが、いまだに「紹介料」的なグレー部分も残っている業界です。

どんなビジネスにおいても、テンプレート通りに「良し悪し」の判断ができる時代ではありません。左から見た結果と、右から見た結果を冷静に判断し、自分の予算と希望を鑑みつつ、最終的には「そのリスクをコントロールできるか」という視点を持つことが求められています。

私たち「株式会社はぴりの」では、リノベーション事業部と不動産部のスタッフがそれぞれの立場から、お客さまに「正しい」と考えるアドバイスを常に心がけています。その積み重ねとして、福岡都市圏を中心に年間50件以上のリノベを依頼いただける会社へと成長させて頂きました。

当社のワンストップサービスの特徴は、ぜひ下記のページをご覧ください。その上で、ぜひ「初めてのマイホーム探し&リノベーション相談会」などで、それぞれのお客さまのご希望とお悩みを聞かせていただければと思います。

 

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